kirigakure55の日記

趣味の備忘録(^^♪

ようやく「ふしぎの海のナディア」視聴完了~(^^♪

今回は長かった「ふしぎの海のナディア」視聴~(^^♪

言わずと知れた作品です。

庵野秀明監督。後のエヴァに繋がる設定、スタッフが集結した作品です。

 

かなり昔の作品(約20年ほど前)なのですが、やはり面白い。

序盤はジブリの「ラピュタ」を彷彿させる展開~中盤・終盤は随所に「エヴァ」を想起させます!

これだけ古い作品でありながら、OPから高いクオリティを発揮しています!そして、同時に、時代を感じさせる箇所も多々あります!!…作画崩壊もねw

 

声優陣も、現在ベテランで活躍している方が、まだちょい役だったりと、非常に豪華です^^

 

さて、私見を交えた簡単なあらすじを…

 

サーカスの少女ナディアと、発明好きのジャンを中心とした壮大な冒険譚。

ナディアが持っている「ブルーウォーター」と呼ばれる石を巡って、様々な事件が起こります。この辺りは、「ラピュタ」を彷彿させます(^^♪

物語序盤。ブルーウォーターを狙うグランディス率いる3人組から逃げるナディア、そしてジャンがナディアをサポートしながら次第に2人の仲は深まっていきます!

この3人組は、見た瞬間「おっ!」と思ったのですが、調べてなお納得。そう、ヤッターマンドロンジョ様&その仲間がモデルだそうで…^^

あ、このアニメは随所に過去のアニメや特撮のネタがちりばめられています♪

ウルトラマンとかねw

 

さて、3人組とのいざこざを繰り返すうち、ナディアとジャンは海に現れる怪物の話を耳にします。そして、実は、その怪物が、当時(1900年前後)では考えられない高度な技術で造られた潜水艦であることを知ります!

これが、原作である小説「海底200マイル」でも有名なノーチラス号なわけですが、その機能設定も実にマニアック!!私はそういうことに疎いので分かりませんが、やれ発電システムがどうとか、やれ装甲がどうとか、そういった細かい設定も存分に暴れてくれます!知識が無く、全くわからなくても、不思議と世界観に引き込まれて行きます!!

この辺りから、物語は中盤に差しかかっていきます。

 

ノーチラス号のネモ船長、副長のエレクトラ、そして、個性ある乗員たち…

ネモ船長に一目ぼれしたグランディスは、気づけばナディア達と共闘関係に!

そして、おぼろげながら見えてくる、ナディアとネモ船長の関係…

 

同時に、ノーチラス号と敵対する謎の組織「ネオ・アトランティス

実はこのネオ・アトランティスという組織が、後のエヴァネルフに繋がっていくそうです^^

さまざまな冒険を経験しながら、結局は、ノーチラス号はネオ・アトランティスに沈めれてしまいます。

 

この辺りで、有名なトラウマシーンあり、急にシリアスな展開があり、グランディス一味のカッコいい活躍ありと、スピード感と、物語の核心に迫る話やその伏線が多々繰り広げられます!

 

そして、結局、ノーチラス号から逃げ出したナディアとジャンは、無人島に辿り着きます。ここから「島編」が始まりますが…作画崩壊と相まって、コミカルな展開…そして、ハチャメチャなナディアの性格が露見しますww

… … … いや、物語核心とはあまり関係ないのに、振り返れば何故かこの「島編」が印象に残っていますw

長編アニメの緩急の緩であることは間違いなく、ところどころメチャクチャな展開なのですが、そのおふざけを是としたナレーションから繰り広げられる「これも一つの物語」感w

うーん、何とも言えないww

 

さて、島編が終わると、クライマックスまで一直線です!

巨大化した力をもったネオ・アトランティスは、世界征服を目論み、世界中に宣戦布告をします。

行方知れずになっていた、ノーチラス号の船員たちは、古代の発掘兵器「Nノーチラス号」で反攻に出ます。

敵であるネオ・アトランティスの王様(傀儡)が、ナディアの兄様(ネモ船長の息子)であったり、エレクトラさんが後のエヴァのプラグスーツを着ていたり、アトランティス人が何たるかが急速に明らかになったり…息つく暇なく物語が進行していきます!

 

最終決戦の部隊は宇宙。後のエヴァリリスや、使徒を暗示させる描写も見られます!

ランディス達の決戦兵器「グラタン」も大活躍します!グラタン…結構好きでした♪

 

ネオ・アトランティスのボスであるガーゴイルとの最終戦。これまで幾度もの死線を潜り抜けてきたジャンはあっさり死にます( ノД`)シクシク…いや、マジか~って叫びたいくらいにあっさり死にます…(´・ω`・)エッ?

 

で、ナディアのブルーウォーターザオリク唱えてジャン復活。そのエネルギーに飲まれて、ガーゴイルは塩となって消滅します。。。

ソドムとゴモラの神話をイメージしたものなのでしょう。これがのちのファーストインパクトだとかそうでないとか…(`・ω・´)ゞ

 

最終的に、ネモ船長は、娘であるナディアやジャン、そして、他の船員たちを生還させるため、自らを犠牲にし、この戦いの幕が下ります。

まぁ、話の展開的にも、ネモ船長にはどこかでご退場願わないといけないな~って感じてました。後の世代に全てを託して、旧時代の幕を閉じる象徴として…( ノД`)シクシク…

 

ネモ船長の最期の言葉を聞きながら、歯を食いしばるグランディスが印象的です。

 

で、エピローグ。

めでたしめでたしな終わり方です(`・ω・´)ゞ

 

 

が、、、この伏線が、後のエヴァに非公式ではあるものの繋がっていると考えると、何だか感慨深くなります…。

 

あ、ちなみに、ナディアで使われている音楽が、エヴァ劇場版でも、戦闘中の挿入歌として使われています!

 

とにもかくにも、ここで観ておいてよかった~と思える作品でした!!

エヴァ好きな私にとっては勿論ですが、その要素を取り除いても素晴らしい作品だと思います!随所に色々と発見や、印象を残してもくれた作品でした!

 

本当に観ておいて良かった~^^